さようならアタシのピアノ

2004年8月29日日常

今日はひとつさよならをしました。
家にあったピアノです。

木製のけっこうめずらしいかわいいやつです。

あ、みんな木製か。
じゃなくって色が、
黒じゃなくって
木のそのままの色なの。年期もあったし。

かわいいでしょ。

でももうホントに弾かないんでさよならです。

捨てるって言い方はしません。

小学3年の頃の、毎週水曜日17時から。
覚えてます、ピアノに通ってた頃の事を。

しかし、水曜日はお絵書き教室の日でもありました。

断然、お絵書き教室の方が楽しかったアタシは
もう、長引かせようと必死でした。

先生は優しかったけど、
とにかく全然ダメで。
もう、ハッキリ言ってピアノは嫌いでした。

いつかスキになると思ってたけど最後まで無理でした。

もしお絵書き教室よりピアノの方が好きだったら
今頃は美大じゃなくって音大に行ってたかもねー。

でもピアノを普通にサラサラ弾ける人は
カッコイイと思います。
けっこう憧れです。
男の人でうまいのとかもステキです。

まぁというわけでさようならピアノ。
8万で買い取ってくれました。
やっぱりヤツはカワイイから高く売れたんだ。

別れはいつでもつらいです。

一緒に過ごした時が思い出されます。

最後にアタシの家から旅立つ瞬間を見届けたいものです。

しかし、本日朝帰りのアタシは

間に合いませんでした。

家帰ったらいませんでした。

うん、やっぱりピアノとの相性はよくないみたいです。